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アメリカ大学の単位認定の仕組みを解説|70単位ルール・ASSIST.orgの使い方
2026.07.27
コミカレ
UC編入
アメリカ留学
30秒でわかるこの記事の要点
コミカレでの単位が編入先の大学で認められる仕組みを Articulation Agreement(編入協定) と呼びます
UCの場合、70単位(quarter制なら105単位)までが編入後の卒業要件に充当されます(出典:UC公式)
認定される単位はC評価以上の科目に限られます
「コミカレは2年・約60単位で完了」という目安と「編入先が認める上限70単位」は別の数字——ここを混同すると計画がズレます
どの科目がどう対応するかは、公式ツール ASSIST.org で誰でも無料で確認できます
一般教養(IGETC)と専攻前提科目では、認定のされ方が異なります
こんな方に向けて書いています
「単位が認定される」という仕組み自体がよくわからない方
コミカレでの履修計画を、編入先を見据えて立てたい方
ASSIST.orgの使い方がわからず戸惑っている方
日本の大学からの編入で、単位がどう扱われるか知りたい方
💡 本記事のポジショニング この記事は「単位認定の制度そのもの」を解説する記事です。編入全体の流れは コミカレから4年制大学へ編入する方法、日本の大学の単位の扱いは 日本の大学からアメリカの大学へ編入する方法、一般教養の詳細は IGETC完全ガイド を参照してください。
単位が「認定される」とはどういうこと?
A:コミカレで取った授業が、編入先の大学の卒業要件のどの科目に該当するかを公式に対応づける仕組みを Articulation Agreement(編入協定)と呼びます。
コミカレと4年制大学は、あらかじめ「このコミカレのこの授業は、この大学のこの授業と同等」という対応表を作っています。これがArticulation Agreementです。この協定があるおかげで、コミカレで取得した単位を編入後にゼロから取り直す必要がなくなります。
ただし全ての授業が自動的に対応づけられているわけではありません。対応表に載っていない授業(協定のない組み合わせ)は、個別審査になったり、認定されなかったりすることがあります。だからこそ、次の章で説明するツールを使って事前に確認することが重要です。
何単位まで認定される?——「60単位」と「70単位」は別の数字
A:UCの場合、編入後の卒業要件に充当されるのは最大70単位(quarter制の大学なら105単位)までです。これは「コミカレを2年・約60単位で修了する」という目安とは別の数字なので注意してください。
ここは多くの人が混乱するポイントです。
数字 | 意味 |
|---|---|
約60単位 | コミカレを2年間・フルタイムで通った場合に取得できる単位数の目安(コミカレから4年制大学へ編入する方法参照) |
70単位(UC) | 編入後の卒業要件に充当できる単位の上限(出典:UC公式) |
つまり、標準的に2年間で取得する約60単位は、70単位という上限の範囲内に収まるため、多くの学生にとって実質的な影響はありません。ただし、コミカレに3年以上在籍したり、単位を取りすぎたりすると、上限を超えた分は卒業単位としては数えられなくなります(UC公式によれば、上限を超えた分も「科目要件を満たすための単位(subject credit)」としては使える場合があります)。
もう一つの重要なルールが成績基準です。C評価(2.0)以上を取った科目のみが単位認定の対象になります。「単位を取ればなんでもいい」わけではなく、一定以上の成績が前提です。
ASSIST.orgの使い方——自分の単位計画をここで確認する
A:ASSIST.org は、カリフォルニアのコミカレとCSU・UC・一部私立大学の間のArticulation Agreementを無料で検索できる公式ツールです。
使い方はシンプルです(出典:ASSIST.org公式)。
assist.org にアクセスする
通うコミカレを選択する
対象の学年度(Academic Year)を選択する
編入したい大学(キャンパス)を選択する
志望専攻(Major)を選択する
「大学側が求める科目」と「コミカレ側の対応科目」の一覧表が表示される
この一覧表に載っている科目を履修すれば、編入先の要件を満たす単位として認定されます。ASSIST.orgはカウンセラーの代わりにはなりません——あくまで自分とコミカレのカウンセラーが一緒に計画を立てるための参考ツールという位置づけです(公式サイトも同様に案内しています)。履修登録の実務は コミカレのクラス登録ガイド も参考にしてください。
一般教養と専攻前提科目、認定のされ方は違う?
A:違います。一般教養は「パッケージ」で、専攻前提科目は「1科目ずつ」の対応が基本です。
種類 | 認定のされ方 |
|---|---|
一般教養(General Education) | IGETC 等の共通パッケージを修了すれば、まとめて一般教養要件を満たせる |
専攻前提科目(Major Prep) | 専攻ごとに指定された科目を、ASSIST.orgの対応表通り1科目ずつ履修する必要がある |
IGETCは「このパッケージを完了すれば一般教養はOK」という仕組みなのに対し、専攻前提科目は「この専攻を目指すなら、この科目とこの科目が必須」という個別指定です。特にCS・工学系など人気専攻は前提科目の指定が細かいため、UC編入が簡単な専攻 vs 難しい専攻 もあわせて確認することをおすすめします。
単位が認定されないケースは?
A:以下のようなケースでは、単位が期待通りに認定されないことがあります。
成績がC未満の科目
同系統の科目を重複して履修した場合(一部のみ認定)
編入先の対応表に載っていない科目(協定がない組み合わせ)
リメディアル(補習)科目(大学レベルに満たないと判断される科目)
不安な場合は、履修登録前にコミカレのカウンセラーとASSIST.orgを一緒に確認するのが最も確実です。認定漏れは編入後に「思ったより単位が足りない」という事態につながるため、コミカレで失敗するパターンと対策 でもよくある失敗として触れています。
日本の大学から来た単位もこの仕組みに乗る?
A:基本的な考え方は同じですが、日本の大学の単位は個別の交渉が必要になる点が異なります。
ASSIST.orgはカリフォルニアの教育機関同士の協定を前提にしたツールなので、日本の大学の単位はここには載っていません。日本の大学からの単位認定の実務プロセスは 日本の大学からアメリカの大学へ編入する方法 で詳しく解説しています。
よくある質問(FAQ)
Q. ASSIST.orgは無料で使えますか?
A. 無料です。誰でもアクセスできる公式ツールです。
Q. コミカレを変えたら単位はどうなりますか?
A. 転校先のコミカレでも同様にArticulation Agreementに基づいて単位が引き継がれますが、対応表は学校ごとに異なるため、改めてASSIST.orgで確認が必要です。
Q. 70単位を超えて履修してしまったらどうなりますか?
A. 超過分は卒業に必要な単位数としては数えられませんが、UC公式によれば特定の科目要件を満たすための単位(subject credit)としては使える場合があります。超過を避けるためにも、早めに履修計画を立てることをおすすめします。
Q. CSUや私立大学もUCと同じ70単位ルールですか?
A. 上限の数字は大学ごとに異なります。ASSIST.orgやCSU・志望大学の公式サイトで個別に確認してください。
Q. AP試験の単位もこの仕組みで認定されますか?
A. AP等の単位は別の枠組みで扱われることが多いです。編入先の公式情報で個別に確認してください。
まとめ:単位認定は「制度」を理解すれば怖くない
ポイント | 内容 |
|---|---|
Articulation Agreement | コミカレと大学の間の「科目対応表」 |
上限ルール(UC) | 70単位(quarter制なら105単位)まで卒業要件に充当 |
成績基準 | C評価(2.0)以上の科目のみ認定対象 |
確認ツール | ASSIST.org で無料・公式に確認できる |
一般教養 vs 専攻前提 | IGETCはパッケージ、専攻前提科目は個別対応 |
履修計画チェックリスト
ASSIST.orgで自分のコミカレ×志望校×志望専攻の対応表を確認する
IGETCと専攻前提科目、両方の進捗を把握する
全科目でC以上の成績を目指す
70単位の上限を意識して、取りすぎに注意する
不安な点はコミカレのカウンセラーに確認する
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