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Engineering専攻でアメリカ大学編入 完全ロードマップ|学科別の選び方と前提科目

2026.08.01

  • コミカレ

  • UC編入

  • アメリカ留学

30秒でわかるこの記事の要点

  • アメリカの大学に「Engineering」という単一の専攻はなく、Mechanical・Electrical・Civil・Chemical・Aerospace・Biomedical・Environmental・Materials Scienceなど、学科(Discipline)ごとに別の専攻として扱われます

  • UCもこれに対応し、学科ごとに個別のTransfer Pathwayを用意しています(統一の「Engineering Pathway」はありません)

  • どの学科でも共通する前提科目は、微積分(1年)・物理(微積分ベース、1年)・化学(1年)・プログラミングです。ここに学科ごとの専門科目が加わります

  • 例えばMechanical EngineeringはUC8校(Berkeley/Davis/Irvine/UCLA/Merced/Riverside/San Diego/Santa Barbara)で学べます

  • エンジニアリング系学士の平均初任給は約$78,731(NACE Class of 2025)と、専攻カテゴリの中でも高水準です。学科別ではComputer Engineering・Software Engineeringが特に高くなっています

こんな方に向けて書いています

  • 工学系に興味があり、コミカレ経由でアメリカの大学に編入したい方

  • 「Engineering」の中でどの学科を選べばいいかわからない方

  • 数学・物理が得意で、それを活かせる専攻を探している方

💡 本記事のポジショニング Engineering専攻全体の構造と選び方を解説する記事です。編入の共通ルール(IGETC・出願スケジュール・エッセイ)は カリフォルニア大学(UC)編入 完全ガイド、コンピュータサイエンス寄りの内容は CS専攻でアメリカ大学編入 完全ロードマップ をあわせてご覧ください。

「Engineering専攻」というものは存在しない?

A:正確には存在しません。アメリカの大学では、工学は学科(Discipline)ごとに独立した専攻として扱われます。

日本語で「工学部」とひとまとめに考えがちですが、アメリカの大学では出願時点で

Mechanical Engineering(機械工学)
Electrical Engineering(電気工学)
Civil Engineering(土木工学)
Chemical Engineering(化学工学)
Aerospace Engineering(航空宇宙工学)
Biomedical Engineering(生体医工学)
Environmental Engineering(環境工学)
Materials Science & Engineering(材料工学)

など、学科単位で専攻を選ぶ必要があります。

UC公式のTransfer Pathwayも、これに対応して学科ごとに個別のページが用意されています(統一の「Engineering Pathway」は存在しません)。まずは自分がどの分野に興味があるかを、早めに絞り込むことが編入戦略の第一歩です。

学科ごとに共通する前提科目は?

A:微積分(1年)・物理(微積分ベース、1年)・化学(1年)・プログラミングは、ほぼ全ての工学系学科で共通して求められます。

Mechanical Engineering Pathwayを例にすると(出典:UC公式):

分野

内容

微積分

Single variable calculus(1年)+ Multivariable calculus + Linear algebra + Differential equations

物理

微積分ベースの物理(1年、実験含む)

化学

一般化学(1年、実験含む)

プログラミング

1科目

学科特有科目

Engineering graphics and design・Circuits・Statics 等

一般教養

英作文2科目(編入前の春学期までに完了)

「学科特有科目」の部分が学科ごとに大きく変わります。 例えばElectrical EngineeringならCircuits・Signals系、Chemical EngineeringならOrganic Chemistry・Thermodynamics系というように、専門分野に応じた科目が追加されます。志望学科が決まったら、必ず ASSIST.org でその学科・志望校の正確な対応表を確認してください。単位認定の仕組み自体は アメリカ大学の単位認定の仕組みを解説 を参照。

Engineering専攻はどのUC校で学べる?

A:学科によって提供校が異なります。

Mechanical Engineeringの場合、UC8校(Berkeley・Davis・Irvine・UCLA・Merced・Riverside・San Diego・Santa Barbara)で学べます(UC Santa Cruzのみ対象外。出典:UC公式)。他の学科(Electrical・Civil・Chemical等)も校によって提供有無が異なるため、志望学科が決まったら該当のUC Transfer Pathwayページを個別に確認してください。

各校の強み分野は、個別校ガイドでも紹介しています:

  • UC Santa Barbara:物理学・材料科学に強み(ノーベル物理学賞受賞者3名在籍)

  • UC Davis:土木・環境・生物農業工学が全米上位

  • UC Merced:環境工学・バイオエンジニアリングが成長中

全9校の編入合格率比較は カリフォルニア大学(UC)編入 完全ガイド をご覧ください。

Engineering専攻、卒業後の初任給は?

A:エンジニアリングは全専攻の中でも初任給が高い分野です。NACE(全米大学就職協会)のClass of 2025調査では、エンジニアリング系学士の平均初任給は約$78,731と予測されています。

学科別では、Computer Engineering(約$82,565)やSoftware Engineering(約$82,536)が特に高水準です(出典:NACE Class of 2025 Salary Projections)。学科ごとの最新の初任給は、NACEの給与調査や各大学のキャリアセンターが公表するデータで確認できます。

給与水準だけで学科を選ぶのはおすすめしませんが、判断材料の一つとして参考にしてください。

Engineering専攻でよくある質問(FAQ)

Q. どの学科を選べばいいかまだ決められません。どうすればいい? A. どの学科でも共通する微積分・物理・化学をまず履修しつつ、コミカレの入門科目を通じて興味のある分野を絞り込むのが現実的です。1年目の後半までに方向性を決めるのが理想です。

Q. Computer Science(CS)とComputer Engineeringは違いますか? A. 違います。CSはソフトウェア中心、Computer Engineeringはハードウェアとソフトウェアの両方を扱います。CS専攻の詳細は CS専攻でアメリカ大学編入 完全ロードマップ を参照してください。

Q. 数学が得意でないと工学は無理ですか? A. 微積分・物理は必須ですが、コミカレでの2年間で基礎から積み上げれば対応可能です。早めに数学系科目の学習習慣を作ることが重要です。

Q. 工学専攻はUC編入の中でも難易度が高いですか? A. 専攻自体の難易度は学科・校によって異なります。全体の編入合格率の目安は カリフォルニア大学(UC)編入 完全ガイド を参照してください。

まとめ:Engineeringは「学科選び」が最初の関門

ポイント

内容

専攻の構造

統一の「Engineering」専攻はなく、学科ごとに独立した専攻

共通前提科目

微積分1年・物理1年・化学1年・プログラミング

提供校

学科によって異なる(Mechanical EngineeringはUC8校)

初任給

エンジニアリング系学士の平均 約$78,731(NACE Class of 2025)

履修計画チェックリスト

  • 興味のある学科(Mechanical/Electrical/Civil/Chemical等)を早めに絞り込む

  • 共通前提科目(微積分・物理・化学)を1年目から計画的に履修する

  • ASSIST.orgで志望学科×志望校の対応表を確認する

  • 志望学科の提供校を確認する

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