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編入生でも使える?OPT・CPTを完全解説|学位ごとに複数回働けるルールと注意点
2026.07.30
アメリカ留学
その他
30秒でわかるこの記事の要点
OPT(Optional Practical Training)は、専攻分野に関連した仕事でアメリカに残って働ける制度。1つの学位レベルにつき最大12ヶ月
編入ルートなら、学位レベルごとに複数回OPTのチャンスがある——ただしコミカレで准学士号(Associate Degree)を実際に取得した場合のみ。単位だけ移して准学士を取らずに編入した場合は、コミカレ段階のOPTは使えません
CPT(Curricular Practical Training)は在学中のインターン等に使う制度。フルタイムで12ヶ月以上使うと、その後のOPT資格を失うという重要な注意点があります
STEM OPT延長(24ヶ月)は准学士レベルには適用されません。学士・修士・博士のみが対象です
出願はプログラム終了日の90日前から可能、終了日から60日以内に提出必須
失業期間の上限は通常90日、STEM延長中はさらに60日(合計150日)
⚠️【2026年の制度変更】 DHSがF-1の在留制度を「Duration of Status」から最長4年の固定在留期間へ変更(2026年9月15日施行)。プログラム/OPT終了後の出国猶予(grace period)も60日→30日に短縮されます
こんな方に向けて書いています
コミカレ経由で編入した後、アメリカで働き続けられるのか知りたい方
OPTとCPTの違いがよくわかっていない方
STEM専攻で、卒業後のキャリアの選択肢を広げたい方
💡 本記事のポジショニング この記事は「編入後・卒業後の就労制度」に焦点を当てた記事です。渡航前のビザ手続きは F1ビザ完全ガイド、卒業後のキャリア全般は 海外大学卒業後のキャリアパス を参照してください。
OPTとは?
A:F-1ビザの学生が、専攻分野に関連した仕事でアメリカに残って働ける制度です。1つの学位レベルにつき最大12ヶ月の就労許可が得られます。
OPTには「卒業前(Pre-completion)」と「卒業後(Post-completion)」の2種類がありますが、多くの学生が使うのは卒業後OPTです。SEVP認定校でフルタイムを1学年以上履修していることが条件になります(出典:USCIS)。
編入ルートなら複数回OPTが取れる?
A:条件付きで「はい」です。コミカレで准学士号を実際に取得していれば、コミカレ卒業時(准学士)→編入先卒業時(学士)→大学院修了時(修士)と、学位レベルごとに最大3回のOPTチャンスがあります。
重要な条件:OPTは「その学位レベルを実際に取得した場合」に対象になります。多くの編入生は「コミカレで単位を取って4年制大学の3年生として編入する」ため、准学士号(Associate Degree)自体は取得せずに編入するケースも多いです。この場合、コミカレ段階のOPTは対象になりません。
ケース | コミカレ段階のOPT |
|---|---|
准学士号を取得してから編入 | ✅ 対象になる |
単位だけ移して編入(准学士は未取得) | ❌ 対象にならない |
准学士号を取得するかどうかは、コミカレでの履修計画次第で選べることが多いです。「OPTを複数回使いたい」という希望がある場合は、早めにコミカレのカウンセラーと相談して、准学士号取得を組み込んだ履修計画を立てることをおすすめします。単位計画の基本は アメリカ大学の単位認定の仕組みを解説 を参照してください。
いずれにせよ、編入先の4年制大学を卒業した時点でのOPT(学士レベル)は、准学士号の取得有無に関わらず通常通り利用できます。
CPTとは?OPTとの違いは?
A:CPTは在学中に、カリキュラムの一環としてインターン等を行うための就労許可です。OPTは主に卒業後に使う制度で、両者はタイミングが異なります。
CPT | OPT | |
|---|---|---|
タイミング | 在学中 | 主に卒業後 |
要件 | カリキュラムの一部であること(単位認定インターン等) | 専攻分野に関連した仕事であること |
期間 | プログラムによる | 学位レベルにつき最大12ヶ月 |
⚠️ 重要な注意点:フルタイムCPT 12ヶ月ルール
フルタイムのCPTを合計12ヶ月以上行うと、その後のOPT資格を失います(出典:USCIS Policy Manual)。パートタイムのCPTはこの制限にカウントされません。長期インターンを検討する場合は、この12ヶ月ルールを必ず意識してください。
STEM OPT延長とは?准学士でも使える?
A:STEM専攻の学生は、通常のOPT12ヶ月に加えて24ヶ月の延長が可能です。ただし、この延長は学士・修士・博士レベルのみが対象で、准学士レベルには適用されません。
STEM OPT延長の主な要件(出典:USCIS STEM OPT):
学士・修士・博士の学位を、DHSのSTEM指定専攻リストに含まれる専攻で取得していること
雇用主がE-Verify(雇用資格確認プログラム)に登録していること
週20時間以上の勤務、正式な研修計画があること
出願は12ヶ月OPTの終了日の90日前から可能
コミカレ段階の准学士号ではこの延長は使えないため、STEM分野で長くアメリカに残りたい場合は、編入先の4年制大学での学士号取得がSTEM延長への必須ステップになります。CS専攻を目指す方は CS専攻でアメリカ大学編入 完全ロードマップ もあわせてご覧ください。
出願のタイミングは?
A:プログラム終了日の90日前から出願可能で、終了日から60日以内にUSCISへ提出する必要があります。
タイミング | やること |
|---|---|
終了日の90日前〜 | I-20の推薦(学校の国際学生オフィスへ申請)、I-765の準備 |
終了日まで | 卒業・プログラム修了 |
終了日から60日以内 | USCISへ出願書類を提出(期限厳守) |
早めに動くことが重要です。特に編入直後や卒業直前は忙しくなりがちなので、余裕を持ったスケジュールを組むことをおすすめします。
失業期間の上限はある?
A:あります。通常のOPT期間中は最大90日、STEM延長中はさらに60日(合計150日)まで失業期間として許容されます。この日数を超えると、F-1ステータスを失うリスクがあります。
(出典:Study in the States)
OPT開始後は、就職活動の進捗をこまめに確認し、90日(またはSTEM延長中は150日)を超えないよう管理することが重要です。
【2026年最新】F-1在留制度の変更(Duration of Status廃止)
A:失業期間の上限(90日/150日)そのものは変わっていませんが、2026年にF-1の在留制度が大きく変わります。OPT終了後の出国猶予が短くなるため、卒業・OPT後の動き方に影響します。
2026年7月17日、米国国土安全保障省(DHS)は、F-1などの在留を「Duration of Status(在学期間中ずっと有効)」とする従来の仕組みを廃止し、入国時に決まった固定在留期間を設ける最終規則を公表しました(2026年9月15日施行)。編入・OPTを考える学生に関わる主なポイントは次の通りです。
項目 | 変更前 | 変更後(2026年9月15日〜) |
|---|---|---|
在留期間 | 在学期間中ずっと(Duration of Status) | I-20の課程終了日まで(最長4年) |
修了後の出国猶予(grace period) | 60日 | 30日 |
出国猶予が60日→30日に短縮:プログラム修了後、またはOPT・STEM OPT終了後に帰国・次のステータスへ移る準備期間が短くなります。就職やH-1Bへの切り替え、帰国の段取りは、これまで以上に早めに動くことが大切です。
経過措置あり:2026年9月15日時点で適法に滞在している学生には移行措置が設けられ、OPTを2027年3月18日までに出願する場合は、別途の在留延長申請が不要とされています。自分がどの扱いになるかは、在籍校の国際学生オフィス(DSO)に必ず確認してください。
(出典:DHS Elimination of Duration of Status Quick Facts、DHS/USCIS 最終規則の解説(Nixon Peabody))
制度は施行日や運用が今後変わる可能性があります。最新の要件は必ず志望校・在籍校の公式情報とDSOで確認してください。
OPT・CPTでよくある質問(FAQ)
Q. コミカレの准学士号を取らずに編入した場合、就労のチャンスは失われますか? A. コミカレ段階のOPTは使えませんが、編入先の4年制大学を卒業した時点でのOPT(学士レベル)は通常通り利用できます。トータルで見れば大きな不利にはなりません。
Q. CPTを使うとOPTが使えなくなるのは本当ですか? A. フルタイムで合計12ヶ月以上使った場合のみです。パートタイムCPTや、フルタイムでも12ヶ月未満であれば、その後のOPTに影響しません。
Q. STEM専攻でなければOPTは12ヶ月だけですか? A. そうです。STEM指定専攻でない場合、post-completion OPTは学位レベルにつき最大12ヶ月です。
Q. 大学院に進学すればまたOPTが使えますか? A. 大学院で新しい学位(修士・博士)を取得すれば、その学位レベルで新たにOPTの資格が生まれます。
Q. OPT中に転職はできますか? A. 可能ですが、転職に伴う空白期間は失業日数としてカウントされる点に注意してください。
まとめ:編入ルートは就労チャンスも複数ある
ポイント | 内容 |
|---|---|
OPTの基本 | 学位レベルごとに最大12ヶ月 |
編入ルートのメリット | 准学士号を実際に取得していれば、コミカレ→大学と複数回のチャンス |
CPTの注意点 | フルタイム12ヶ月以上でOPT資格を喪失 |
STEM延長 | 24ヶ月追加。准学士は対象外、学士以上のみ |
出願タイミング | 終了日の90日前〜60日以内 |
失業日数上限 | 通常90日、STEM延長中は150日 |
準備チェックリスト
コミカレで准学士号を取得するかどうか、履修計画時点で検討する
STEM専攻を目指すなら、STEM指定専攻リストへの該当を確認する
CPTを使う場合、フルタイム12ヶ月ルールを意識する
OPT出願は終了日の90日前から準備を始める
学校の国際学生オフィス(DSO)に早めに相談する
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